うつ病だった内観者の体験事例です。

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うつ病だった内観者うつ状態の会社員
内観するまでビジネスマンも時には仕事や人間関係に疲れて、ノイローゼになることがあります。公治さん(仮名)は上司とのトラブルをきっかけに無気力になり、2か月前から出勤できなくなり、精神科医からすすめられて研修に来られました。 研修所にはうつ状態の方が、時々紹介されます。自責感が強く自殺企図などがあって危険な場合は研修を引受けません。薬物治療でそれらが軽くなり、ある程度、自分自身を見つめる力があれば、家族の協力を得て研修を承諾しています。公治さんの内観を紹介しましょう。 内観の様子(公治さんの内観研修日記より抜粋)
上司との不和の背景には、父親との不和がありました。しかし、内観によって父親から世話になったエピソードをいくつも思い出し、父親像を好転させます。上司に対しても、同様に世話になったことを思い出し、恨みを解消して行きました。また、友だちとの関係でも、人間不信があって、自分から孤立していったことに気づきます。それらのことを自覚した結果、上司にも自分から積極的に近づいていこうという意欲が出てきたのでしよう。さらに出勤拒否の背後にあった“怠け”心も認めることができ、恥ずかしくなって、自分を取り戻し、出勤できるようになったのでしょう。 内観の効果でよく見られることは、対人関係の好転です。世話になったことを明確に意識し、自分の問題点に目を向けるのですから、そうなって当然のことのようですが、いったん相手に否定的感情を抱いてしまうと、なかなか肯定的になれないのが普通ですから、公治さんの変化は大きいと言わざるをえません。 ちょっと上手く行き過ぎたような事例ですが、内観でうつ状態が好転したという例は少なくありません。もちろん、あまりに重症で、自責感情が強く、思考がうまく働かない人は内観もできませんから、まずは薬物療法や心身のエネルギーを充電するために、しばらく休養することが大切です。また、内観で好転しても油断せずに、医師の指導を受け服薬したり、必要に応じてカウンセリングを受けることも大切です。 「内観療法」や「建設的な生き方(CL)」に興味を持たれた皆様へ これらに関する研修・セミナー・カウンセリングをお受けになると、 詳しくは、お電話でお問い合わせください。 電話番号:0742-48-2968 |
内観と建設的な生き方(CL)で心の健康を 奈良内観研修所(三木善彦・潤子)
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